1. HOME
  2. 事業案内
  3. 病院コンサル
  4. 医療情報システム(ICT)導入支援

病院コンサル

病院コンサル

医療情報システム(ICT)導入支援

医療情報の利活用は病院経営にとっての要

医療情報システム(ICT)は当初の「情報を伝達するツール」であった頃から大きく進歩しており、今日では病院としての様々な診療情報が蓄積されている「医療情報システム」をどのように活かしていくかが、病院経営の戦略立案の面においても、重要なファクターと言えます。
電子カルテを始めとした医療情報システムを単なる診療支援のツールとして位置づけるのではなく、戦略的ツールとして捉えていくことが不可欠です。

病院にとっての多額な投資/多岐に亘る機能

大規模病院では電子カルテの導入に十数億円程度かかる、非常に大きな投資と言えます。また保守にかかる費用も決して安いものではなく、適切な費用見極めのもとで買い物をしなければ、病院経営の圧迫にもつながります。
また電子カルテは一度導入すれば、6~7年程度のサイクルで更新の時期を迎え、その都度、調達仕様書作成からベンダによるシステム構築の期間を含めた2年程度の間、院内の全部署の職員を総動員した『一大プロジェクト』となります。

医療情報のプロフェッショナルにお任せください。

アイテックではこれまで、大規模病院から中小規模病院まで、様々な医療機関での医療情報システム導入に携わってきました。
とりわけ、自治体病院様や中規模病院などでは専任の「医療情報システム室」の職員を配置することは難しい場合が多く、病院内の既存のリソースだけで対応するには限界があります。
アイテックでは認定登録医業経営コンサルタントの付加資格である「情報化認定コンサルタント」や「医療情報技師」などの実務経験豊富な有資格者によるサポート体制をご用意しており、病院様のご事情に応じて、専門的かつきめ細やかなご支援が可能です。

プロジェクト事例

ケース1:A県立病院

~クラウド化と一括調達により県立10数病院での医療情報システムの標準化を実現~

A県は大規模病院から中小規模病院までを合わせて、県全体で10数病院が県立病院として運営されています。
医療情報システムの導入はこれまで個々の病院の判断での計画推進が行われ、調達仕様書も病院ごとに作成し、県立病院全体としての一体感が欠けている状況でした。

(1)医療情報システム標準化マスタープランの策定

県立の各病院では、医事システムに関しては全病院、共通のシステムを採用していたため、県立病院全体としての医事統計情報などの整備につながっていました。
一方で診療情報に関しては、各病院とも電子カルテシステムのベンダが異なっていることもあり、県立10数病院全体での診療情報の利活用には遠く及ばない状況でした。
そのためA県では各県立病院での今後の医療情報システム導入に際しての指針となるものとして、「医療情報システム標準化マスタープラン」を策定しました。
具体的には「医療情報システムとして標準化すべき項目」として、関連する各規格の体系や標準化に向けた各規格の状況、厚生労働省標準規格に基づくマスタ・通信プロトコル、また保健医療福祉情報システム工業会(JAHIS)が定める標準データ交換規約を整理した上で、システム間の接続基準やマスタ・データフォーマットなどの標準化の構築指針を定めました。
その後はこれらの構築指針に沿った要件が、各県立病院での医療情報システム調達の仕様書に基本要件として盛り込まれています。

(2)中小病院へのクラウド型電子カルテシステムの導入

10数施設ある県立病院のうち、中小の6病院に関しては電子カルテやオーダリングシステムが未導入の状態でした。
中小病院の医療情報システム導入を従来通り病院個別で行う方法もありましたが、中小病院では病院自体での医療情報システム担当職員の確保も難しいことや、一括調達でのスケールメリットへの期待から、6病院共通の仕様で電子カルテシステムを導入するという取り組みが行われました。
また当該電子カルテシステムは、データセンターに電子カルテのサーバを設置し、病院内には電子カルテのサーバを置かない形をとったことから、病院内のスペースの有効活用や職員負担の軽減にもつながっています。

(3)グルーピングと一括調達による調達コスト抑制

A県は非常に面積が広く、県立病院が広範囲に点在している状況です。県立病院間では医師の応援態勢もあり、地域の中核となる大規模病院から小規模病院への医師派遣などが行われていました。
そうした状況もあり、地域的に近い一定の距離にある医療機関をグルーピング化し、電子カルテシステムの共通化や運用の標準化などが可能かどうか検討が行われました。
こうした検討を通し、一部の複数医療機関の医療情報システムを一括調達することで、県立病院としての医療情報システム運用の標準化に向けた第一歩を踏み出しています。

キーサクセスポイント
情報システム導入目的の明確化

情報システムの構築は、ソフトウェアという目に見えないものを用いるため、「このソフトで何を成そう」という検討より、「このソフトをどのように導入しよう」という検討に重点がおかれ、結果として「期待する効果が得られなかった。」ということが起こります。
このような手段の目的化による失敗を避け、情報システムの構築を成功させるために、まず、プロジェクトの目的や目標、予算、スケジュール等を基本計画としてまとめ、それを基に、詳細仕様策定、調達、導入、評価等のコンサルティングを進めます。

<アイテックの強み>

アイテックでは情報システム導入のみならず、病院整備や経営改善などを数多く手がけていることから、多角的な視点から医療情報システムを捉えることが可能です。
病院の現状とあるべき姿を見据えた「導入目的の明確化」を支援します。

現状の課題解決につながる基本計画の策定

まず現状調査では、情報システムの上位に位置する病院の経営理念、経営計画の確認を行います。また現状の導入済みシステム、運用状況、付帯設備環境の調査を行います。
現状調査の結果より現状課題の解決方法を考察し、経営理念や経営計画に対し情報システムによる貢献策を具体化します。こうした内容を情報システムの導入目的や達成目標として設定します。
さらに情報システムへの投資費用、構築期限、要員体制等、情報システムの導入条件を整理し、達成目的や目標とすりあわせを行い、システム導入範囲、予算、期間、体制等を基本計画としてまとめます。

<アイテックの強み>

アイテックでは数多くの医療情報システム導入支援を手掛けていることから、病院の中で起きている課題の解決に向けて、医療情報システムをどのように利活用すれば良いのを熟知しています。
目的から逸脱した過剰な投資となることを避け、「患者サービス向上」「医療の質向上」「経営の効率化」「業務効率化や業務負担軽減」といった視点での現状の課題解決と経営ビジョンの実現につながる基本計画の策定を支援します。

目標を達成するための要求仕様書の作成

情報システムは、運用とシステムが両輪となって稼働するため、基本運用を、人、モノ、情報の流れとして整理します。整理の視点は、目標を達成するために必要となる運用であり、現状運用の留保ではありません。
基本計画で定めた目的や目標を達成するために必要な情報システムの諸要件を策定します。基本(全般)、ハード、ソフト、ネットワーク、データ、移行、教育、サポート、保守等の詳細要件を策定します。
策定した要件を、意見招請等により市場の製品やサービスと整合し、内容を調整します。

<アイテックの強み>

要求仕様書の策定は電子カルテを始めとした各システムの機能を詳細に述べる必要があります。
アイテックでは調達費用の抑制にもつながるよう「競争原理が働く、特定のベンダに偏らない調達仕様書の作成」「抜け漏れの無い仕様書」「最小限の費用で最適なシステムが調達できるような要求要件」「業界トレンドを踏まえた仕様の提案」などの視点で病院の目標を達成するための要求仕様書作成を支援します。

円滑なシステム導入の支援

調達支援においては、適切かつ公平な競争を促し実施するため、公募資料、採点基準、審査方法他、調達に必要な支援を行います。
また決定したシステムを円滑に導入するため、システム構築支援、マスタ作成管理支援、運用シミュレーション、リハーサル支援、稼働支援を行います。
さらに情報システム導入による新たな運用に関し、業務内容、業務フロー等を運用マニュアルとして作成し、運用の効率化を図り、情報システム導入の効果を高めます。

<アイテックの強み>

病院を挙げた事業となる本件において、アイテックでは個々の作業と併行して、プロジェクト全体を鳥瞰し、検討組織の運営、マイルストーンの設定、プロジェクトの進捗管理や課題管理等を実施することで、手戻りや計画の遅れに繋がる事象を事前に防ぎ、関係者の業務負担の軽減と円滑なプロジェクト進行を実現できるよう支援します。

 

お問い合わせ

お電話・FAXでのお問い合わせ

お電話:03-6810-7710
FAX:03-6810-7720

 

メールでのお問い合わせ

marketing@itec-ltd.co.jp

 

フォームでのお問い合わせ

お問い合わせ内容
お問い合わせの種類